2023年度 観戦記

月日 曜日 キックオフ   対戦カード グラウンド
5月27日 13:00 U20日本代表強化試合 U20日本代表 52-46 NZ学生代表 秩父宮ラグビー場
11月12日 13:00 関東大学 リーグ戦1部 東洋大学 14-57 東海大学 小田原市城山陸上競技場
11月18日 11:45 関西大学Aリーグ 摂南大学 7-17 近畿大学 天理親里競技場
14:00 天理大学 28-6 関西学院大学
11月19日 11:45 関西大学Aリーグ 立命館大学 29-34 関西大学 たけびしスタジアム京都
14:00 京都産業大学 43-28 同志社大学
12月16日 13:00 ジャパンラグビーリーグワンD1 ブラックラムズ東京 17-25 三菱重工相模原
ダイナボアーズ
駒沢陸上競技場
12月17日 11:30 第60回 全国大学選手権大会 3回戦 流通経済大学 27-33 筑波大学 秩父宮ラグビー場
14:00 早稲田大学 54-12 法政大学
1月6日 14:35 ジャパンラグビーリーグワンD1 東京サンゴリアス 44-36 コベルコ
神戸スティーラーズ
秩父宮ラグビー場
2月3日 12:00 THE CROSS-BORDER RUGBY 2024 東京サンゴリアス 7-43 ブルーズ 秩父宮ラグビー場
14:30 第10回全国女子選手権大会 決勝 PEARLS 24-40 東京山九フェニックス
2月10日 14:30 THE CROSS-BORDER RUGBY 2024 クボタスピアーズ
船橋・東京ベイ
30-35 チーフス 秩父宮ラグビー場
3月2日 14:05 ジャパンラグビーリーグワンD1 東京サンゴリアス 62-0 ブラックラムズ東京 秩父宮ラグビー場
3月3日 14:30 ジャパンラグビーリーグワンD1 クボタスピアーズ
船橋・東京ベイ
28-34 三菱重工相模原
ダイナボアーズ
秩父宮ラグビー場
3月9日 14:30 ジャパンラグビーリーグワンD1 東京サンゴリアス 34-14 花園近鉄ライナーズ 秩父宮ラグビー場
3月16日 13:00 ジャパンラグビーリーグワンD1 ブラックラムズ東京 29-36 静岡ブルーレヴズ 秩父宮ラグビー場
3月31日 13:00 ジャパンラグビーリーグワンD3 清水建設
江東ブルーシャークス
71-17 スカイアクティブズ広島 小田原市城山陸上競技場



2023年5月27日 秩父宮ラグビー場
U20日本代表強化試合2023
U20日本代表 VS ニュージーランド学生代表(NZU)(52-46)


U20 Championship に向けての強化試合. 開始から日本はNZUの攻撃をしのいできたが, 前半4分にNZUは22m付近から左へ展開してWTBが左隅にトライ. 日本も8分頃に左ゴール前ラインアウトのチャンスもモールを押し切れずターンオーバーされチャンスを活かせず. NZUもパスが良くきれいに繋がらないがしっかりフォローをしている. 日本は10分に前ラインアウトでモールを押し込めないが, その後に縦々で中央を抜け出しにトライ. NZUも13分にハーフ付近からPGを決め再逆転. 日本は17分, 23分と連続でトライを奪い再々逆転の上突き放す. NZUも32分, 40分を連続トライを奪うが逆転できず21-20で日本がかろうじてリードして前半を折り返す. NZUはプレーがおおらかで, 細かいことは気にせずパスをポンポンほおる感じ. さらに ボールを持てばどんどん前に出て行き, それを周りがちゃんとフォローする. しかし精度がそれほど高くないのでとりきれない. 日本は逆にプレーはきっちりとしているし, NZUにも物応じせず力負けもしていないで良い感じ. 後半の先制はNZU. 2分にキックオフから攻め続け最後は中央をWTB11が2人を振り切りトライし逆転. NZはどんどん回して, どんどん前に出て行く. パスの制度は高くないがしっかり繋いでいく. 日本もタックルが良い. 日本は10分にハーフウェイ付近からのハイパンを自らキャッチしゴール前までせまり, フォローした選手がパスを受けDFを引きずりトライ. ゴールも成功し何度目かの逆転. NZUはここから14分, 17分に2連続トライ. 日本も24分にトライ. NZUは28分にゴールででスクラムで反則を繰り返しシンビン. 29分に日本は三度目のPKからスクラムでペナルティトライを奪い, さらに31分, 34分と連続トライを奪い勝負を決める. NZUも37分にゴール前ラインアウトがすっぽ抜けるもテールの選手ががキャッチし, FWのラッシュでトライを奪うい, 1トライ差まで詰めるもノーサイド. 乱打戦になったが日本がかったし, 見ていて面白い試合だった. 是非, U20 Championshipも頑張って欲しい.



2023年11月12日 小田原市城山陸上競技場
関東大学 リーグ戦1部
東洋大学 VS 東海大学(14-57)


昨期は開幕戦で番狂わせを起こして2部から昇格初年度で3位と躍進した東洋と, その開幕戦で敗れた王者東海との試合. 東海は開始から勢いに乗る. 1分にゴール前ラインアウトからモールを押し込みトライで先制. さらに自陣からでも積極的に展開する. 13, 16分にはゴール前ラインアウトのチャンスは活かせず. 一方の東洋はDFは良いがラインアウトがいまいち. ラインアウトは東海もよくないが. 東洋は29分にゴール前ラインアウトからモールを押し込みトライ. ゴールも成功し逆転. しかし東海も33分に東洋陣のBK展開から中央を抜け出しトライし逆転. さらに39分にも自陣から積極的に回し, 左サイドを抜け出して繋ぎゴール前のポイントからSHが持ち出してトライ. リードを広げ前半を終了. 東海はボールを持てば終始積極的にテンポ良く回しており, 東洋は縦またはモールの攻撃が目立った. 東洋のFL6がでかいし強く目立っていた. 後半に入ってからは東海のペース. 1分にハーフウェイからのライン攻撃でWTBがギャップを抜け出しトライ. 東洋はアタックするも孤立する場面が目立つ. 東海はさらに7分に22m付近のラインアウトで東洋LO5に絡まれるもなんとか確保し, 左に展開し捕まりポイントとなるも0chを抜け出しゴール真下にトライ. 東洋は反則が多くなってきた. 東海はさらに10分, 15分, 19分と3連続トライで大きくリードを広げる. 東洋も26分にようやくゴール前ラインアウトからモールを押し込み, 最後は長身LO5がサイドを縦に突き長身を活かして2, 3人を捕まりながらもトライ. しかし反撃もここまで, 東海が34分にさらにトライを奪い昨年の敗戦にリベンジし全勝を守った. 一方の東洋は3敗となり大学選手権出場の3位争いは混沌としてきた.



2023年11月18日 天理親里競技場
ムロオ 関西大学ラグビーAリーグ
摂南大学 VS 近畿大学(7-17)


共に2勝3敗で黒星が先行している摂南と近畿. 大学選手権出場へ僅かな可能性と入替戦回避を確実にするために負けなられない試合. 開始から大雨の影響でお互いにボールが手につかずなかなか得点につなげられない. また, キック合戦になる場面が多い. 試合は近畿がやや有利に進めているように感じる. 24分頃に近畿はゴール目の前で2度のPKもトライを狙いにいって共に得点できず. この状況なので狙っていれば…. しかし, 近畿は26分にゴール前スクラムで摂南から反則を奪いスクラムを選択. SOがブラインドに振り返り15→14で右隅にトライ. このまま前半終了. やはり雨のせいかノックオン, キックミスが多く, 特にPKからのノータッチがお互いに数度あったのがもったいない. ハーフタイム中の落雷の影響で後半開始が30分以上遅れる. 大会規定らしい. 両チームとも選手のコンディション管理が大変そう…. 観戦している方も寒い…. さてだいぶ遅れて後半開始. 後半も悪天候の影響かなかなか得点に結びつかず. ようやく17分に摂南は22m付近ラインアウトから抜け出しトライ. ゴールも成功し逆転. 近畿も22分にゴール前ラインアウトからモールを押し込みトライで再逆転. さらに近畿は27分にもラインアウトからフェーズを重ね最後はFWが力技でゴール真下に飛び込みトライで突き放す. 結局このままノーサイド. 近畿はゴール前でPKが何度かあったか一切狙わなかった. 狙うべきところは狙った方がよかったのでは?前半が大雨で, ハーフタイムは落雷で30分伸び, 後半は小雨になるもグランドはプール状態. さすがにこのコンディションは可哀想だった. 試合後体調を崩さないことを願いたい. 近畿は勝利したものの3位関学と直接対決で負けている上, 勝点が5差のため選手権出場はかなわないが入替戦回避はほぼ確実か. 摂南は入替戦出場かは今節の他の試合と次節最終戦による. いずれにせよ, 共に次節最終戦は悔いのない試合を期待したい.



2023年11月18日 天理親里競技場
ムロオ 関西大学ラグビーAリーグ
天理大学 VS 関西学院大学(28-6)


関学は選手権出場の3位確保を確実にするために勝利したいが, 天理も全勝で最終戦の京産に望み選手権へ弾みをつけたい. 天理は5分にゴール前スクラムからNo8が持ち出し, 縦のラッシュ後にゴール前でFWがゴリ押しでトライ. 関学は攻め込まれているがDFがよい. 関学は21分, 23分と連続でPGで加点. この後は関学ペースで天理は反則が多い. しかし, 33分に天理は22m付近のスクラムを押し込み展開して縦に抜け出し, その後の縦縦でトライ. 天理は39分, 42分にトライチャンスも取りきれず前半終了. 後半は3分に天理がハイパントの空中戦で関学選手への危険なタックルでシンビン. 関学は数的優位を活かしたいが, 天理が8分にゴール前ラインアウトモールを押し込みトライ. 関学も11分ころに天理陣での2度のPKも得点に結びつけられない. しかしお互いにノックオン等のミスが多い. 午前の雨の影響でグラウンドはかなり水分を含んでいるようでなかなか大変なコンディション. 天理は33分にも22m付近のラインアウトから展開し, 縦を繰り返してゴール真下にトライ. 抜け出した選手はハンブルしながらもなんとか確保してのトライだった. 関学は39分にPKを得るもタッチキックがノータッチとなりノーサイド. 天理は次節の京産戦との優勝決定戦とその先の選手権に向けてますますの活躍を期待したい. 関学は近畿との勝点が5差で直接対決でかっているため3位は確定か. 次節の低迷している同志社との最終戦はきっちり勝利して選手権に向け弾みをつけたい. 共に最終戦とその先の大学選手権での活躍を期待したい.



2023年11月19日 たけびしスタジアム京都(京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
ムロオ 関西大学ラグビーAリーグ
立命館大学 VS 関西大学(29-34)


立命, 関西共に大学選手権出場の目はないが入替戦会回避は死守したいため負けられない試合. 関西は2分にゴール前ラインアウトからピールで前進し, ゴール前でFWで攻め最後はゴール真下にトライ. さらに, 関西は6分に右22m付近の立命ラインアウトを奪い, アタックし最後はBKで抜け出し連続トライ. 今度は立命が15分に22m付近ラインアウトからモールを押し込み, コラプシングのアドバンテージを貰い展開しBKが抜け出しトライ. さらに, 立命は22分にもゴール前ラインアウトモールを押し込み, 最後はラックサイドを押し込み連続トライ. 次に, 関西が30分に自陣10m右ラインアウトから抜け出し, 展開しWTBが抜け出しトライを奪えば, 37分には立命が22m付近ラインアウトからモールを押し込み,コラプシングのアドバンテージをもらって, 左展開でBKで抜け出しWTBに回しトライと一進一退の攻防が続く. 前半のロスタイムに関西はPGを決めリードして折り返す. 立命はマイボールラインアウトのミスが多い. 後半は1分に立命が敵陣深くのラインアウトを関西にスティールされ自陣まで戻されも, 50-22を成功し再度チャンスに. そしてゴール前ラインアウトからモールからラック. 数度サイドを攻めて展開しBKがが裏に抜け出し4分に右隅にトライ. ゴールも成功し同点に. 関西も12分に22m付近のラインアウトモールを押し込みトライ. その後も一進一退の攻防が続くが, 今度は立命が25分に敵陣でのライン攻撃で22m付近でBKが裏へ抜け出しトライ. しかし, 29分には関西はキックオフ後の立命のタッチキックを19がチャージしてゴール真下にトライ. 立命は5点差を追いかける. ロスタイムの入り何度かチャンスがあるも得点にいたらず関西が接戦を制した. 試合を通して立命がラインアウトのミスが多かったのが残念. もうちょっと安定していれば…. 勝点では若干関西がリードしているが次節最終戦まで共に入替戦出場の可能性は残る. 次節最終戦は悔いのないように, 勝利を目指して頑張て欲しい.



2023年11月19日 たけびしスタジアム京都(京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
ムロオ 関西大学ラグビーAリーグ
京都産業大学 VS 同志社大学(43-28)


入替戦出場がほぼ確定の同志社と大学選手権の悲願の初優勝に向け快勝したい京産. 開始40秒で京産は同志社のキック処理のミスをキャッチし, そのままトライ. 10分にも京産はゴール前ラインアウトのモールからラックでサイドを突きトライ. さらに京産は24分, 29分にもトライを追加し一方的な展開に. 同志社も36分にようやくゴール前ラインアウトモールからラックでサイドを繰り返しトライ. 前半はこのまま終了. 同志社はプレーに余裕がない感じで, 前半には36分のトライの他に2度ほどゴール前まで迫ったが得点には結びつけられなかった. 京産はときどきビックタックルがありさすが. 後半の先制も京産. 2分にラインアウトから同志社陣で攻撃を続け右サイドをWTB14が切り裂きトライ. 同志社も8分に2度目のゴール前ラインアウトのモールから抜け出しトライ. さらに14分に同志社はラインアウトモールからゴール前まで出て, FWで執拗に攻めるも最後は勢いよく縦に入ってきたがノックオン. ここで取りきれないのは痛い. 京産は22分に同志社の京産陣ゴール前ラインアウトのモールでターンオーバーし, 一気に同志社陣まで行き裏へのキックを京産選手がキャッチしゴール真下にトライ. 同志社ペースになりかけてたのだが…. 京産はさらに25分にもトライを追加し大きくリードする. 反撃にでたい同志社だが31分頃にゴール前ラインアウトのチャンスもPKを取られてしまう. しかし, 37分に同志社はゴール前ラインアウトモールを押し込み3本目のトライを奪う. さらにロスタイムにも同志社はゴール前ラインアウトモールからラックで, 展開しBKが抜け出しトライと意地を見せる. しかしこのままノーサイド. 前半の戦いぶりからもっと大差になると思ったが, 同志社は後半に意地を見せた. やはり好敵手の京産戦だから見えない力を発揮できたのか. しかし結果は結果. 入替戦出場が確定. 次節最終戦は今季初勝利を目指し入替戦にも良い形で向かえるように頑張ってほしい. 京産は次節, 天理との全勝対決. しっかり勝利し, 関西3連覇をして大学選手権での活躍を期待したい.



2023年12月16日 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
NTTジャパンラグビー リーグワン Division 1 Conference B (第2節)
リコーブラックラムズ東京 VS 三菱重工相模原ダイナボアーズ(17-25)


開幕戦はNZのハーフ団を要するトヨタVに惜敗のBR東京と花園Lとの接戦を制した相模原DB. 先制は相模原DB. 3分にPGを決める. BR東京も9分にゴール前ラインアウトからモールを押し込みトライ. 16分には相模原DBがグラバーキックで裏に出てうまく拾いトライかと思われたがTMOの判定の結果ノートライ. 相模原DBは21分に危険なタックルでシンビンも, BR東京は直後のゴール前ラインアウトのチャンスは活かせず. 29分にはBR東京がシンビン. 相模原DBは直後の30分にラインアウトモールを押し込みトライ. さらに35分頃にも相模原DBはゴール前ラインアウトからモールを押し込みゴール前に迫るもオブストラクション. BR東京は危険なタックルで41分に2度目のシンビン. 相模原DBはPGを決め前半終了. 後半はBR東京が11分にPGを決め先制. しかし, 16分に相模原DBが22m付近から右サイドを攻め込みゴール前まで. FWが飛び込みトライで突き放す. さらに23分ににもトライを追加しリードを広げる. BR東京も28分に10m付近のスクラムから左へ展開しWTBが大きくゲイン. ゴール前でPKを得てSHの速攻でトライ. 8点差. BR東京は36分にPGを狙うも外しここまで. BR東京は開幕戦から連敗で相模原DBは連勝. まだまだ2節, 今後も両チームの活躍に期待したい.



2023年12月17日 秩父宮ラグビー場
第60回 全国大学選手権大会 3回戦
流通経済大学 VS 筑波大学(27-33)


リーグ戦2位と対抗戦4位の対戦で茨城ダービー. 開始から流経が筑波陣で試合を続けるが得点に至らない. 筑波は7分に10mスクラムから8単で右サイドを抜け出し, 左に展開しBKで繋ぎ抜け出しトライで先制. 敵陣に入り一発でチャンスを活かす. さらに16分にも筑波はPGで加点. 筑波DFが良く流経は攻め込むがなかなか前に出れなかったが, 20分にPKからのタッチでラインアウトモールからアタックを続け最後は左隅に飛び込みトライ. しかし筑波は24分にもPGで加点. 流経も27分に自陣からカウンターで右サイドを一気に抜け出し, 最後は右中間にトライ. さらに37分にゴール前スクラムから8単でそのままゴール真下にトライで流経は逆転. しかしロスタイムの41分に筑波はPGを決め17-16と1点差につめ前半を終了. 後半は50秒に筑波がキックカウンターでFBが一人で右サイドを抜け出し走り切って左中間にトライし開始早々に再逆転. 流経は15分に右ゴール前ラインアウトからモールを押し込みゴールになだれ込み, ペナルティトライを奪い再々逆転. 筑波は反則の繰り返しでPR3がシンビンも直後の17分にPGを決めまたしても逆転. 筑波キッカー良い. 25分に筑波はゴール前ラインアウトからモールを押し込みトライ. 難しい角度のゴールも決め突き放す. 流経も38分にPGを決め6点差に迫るも筑波のDFを破れずノーサイド. 筑波はBKがスピードに乗れば切れ味抜群だった. 流経はスクラムは強かったが活かしきれなかった. 筑波は次は対抗戦で大敗した明治. リベンジをかけて好試合を期待したい.



2023年12月17日 秩父宮ラグビー場
第60回 全国大学選手権大会 3回戦
早稲田大学 VS 法政大学(54-12)


対抗戦3位とリーグ戦3位の対戦. 法政は6年ぶりの出場. 両チームは第1回から第4回まで4年連続で決勝で対戦し2回づつ優勝しており, 第29回に法政が26年ぶり3回目の優勝をした際も対戦相手は早稲田. 第1回に法政の優勝メンバーの息子が第29回の優勝メンバーにいる. そしてその孫が今回4年生で親子3代にわたり日本一という偉業を目指す. 1年生からレギュラーも4年目にしてリーグ戦の最終節で逆転で3位に食い込み念願の大学選手権に出場というちょっとしたドラマも. 余談はさておき, 早稲田は7分に右ゴール前ラインアウトモールを押し込みトライ. 12分にもPGで加点. ここから早稲田ペース. 23分, 27分, 30分, 33分と4連続トライ. さらに41分にPGも追加し, 前半を37-0を折り返しはほぼ勝負を決めた. 法政は自陣での展開が多く, 早稲田陣にはまともには入れさせてもらえなかった. 後半は開始から法政が攻め続けるも決定力がなく早稲田DFを破れない. 早稲田は18分にハーフ付近のアタックからLO5が抜けだし, WTB11にパスしトライ. 法政も25分にゴール前ラインアウトモールを押し込みようやくトライ. しかし, 早稲田は28分にトライを奪い突き放す. 法政も37分に自陣22付近右のスクラムから展開し, WTBがキックして自身で追いつき足に引っかけ拾い2本目のトライを奪う. 終了間際の40分に早稲田はゴール前ラインアウトモールを押し込みダメ押しのトライ. 法政はアタックの決定力がなく, チャンスでミスも多く早稲田とは力の差を感じた. 大差にはなったが久々の大学選手権出場を復活のきっかけしてほしい. 一方の早稲田は次は関西王者の京産とアウェーでの試合. 好試合を期待したい.



2024年1月6日 秩父宮ラグビー場
NTTジャパンラグビー リーグワン Division 1 Conference A (第4節)
東京サントリーサンゴリアス VS コベルコ神戸スティーラーズ(44-36)


RWC2023のスター選手が所属している両チーム. 東京SGにはNZの主将のケインと南アのエース・コルビ, 神戸SにはNZのレジェンド・レタリックと今年度WRの最優秀選手のサベア. さらに共に日本代表も多く所属しているとあって会場は満員. 1分に東京SGはゴール前ラインアウトで後ろに逸らしたボールを拾い, 縦をつきトライ. 神戸陣でのプレーが続くが神戸がたびたびカウンターラックでターンオーバー. しかし, 9分に東京SGはPGで加点. 11分に神戸Sが22m付近のスクラムから展開でCTB12がDFを弾き飛ばしゴール真下にトライも, 東京SGが25分にPGですぐに加点. 17分頃に神戸Sのサベアが3連続タックルを決める, さすが今季WRの最優秀選手. 神戸Sは22分に22m付近のラインアウトモールから展開で裏からのフォローへパスを上手く通しトライかと思ったがTMOでオブストラクションとなりノートライも, 27分にゴール前PKからFWの縦のラッシュでトライ. さらに, 30分にも自陣22m付近でのカウンターラックでターンオーバーし縦に出て, WTBへのパスがこぼれるも拾い50mほど走り切ってトライし逆転. 神戸Sは36分にも自陣22m付近からのキックカウンターで抜け出し繋ぎゴール前まで行き, SHがサイドを抜け出し左にトライもTMOで神戸にアクシデンタルオフサイドでノートライ. だが, 東京SGのCTB13がヘッドコンタクトでシンビン. 神戸SはこのPKからタッチで左ゴール前ラインアウト. モールを押し込みトライ. 大きくリードを広げる. 勢いに乗る神戸Sは40分にマイボールラインアウトを確保. タッチに出さずに展開も反則. 東京SGはタッチからラインアウト. ゴール前ラインアウトでモールでアドバンテージをもらい右展開し東京SGのFB15が抜け出し右にトライ難しい角度のゴールも決め6点差とワンチャンスで逆転できる点差に. 神戸Sは40分の際に素直にタッチに出して前半を終わらせていれば…. 後半は東京SGが反撃. 8分にゴール前ラインアウトからピールオフから縦を繰り返しトライ&ゴールで逆転. さらに, 東京SGは16分, 22分と連続トライで大きく引き離す. 22分はコルビのトライだが本当に速い. 神戸Sも27分に右ゴール前ラインアウトモールからサイドに走り込み, さらにLOレタリックが縦を突いてトライ. 東京SGも34分にPGで加点するも, 神戸Sは39分に左ゴール前PKからGOでサインプレー左に展開しWTBが抜け出しトライ. まだ8点差. 終了間際に神戸も懸命にアタックするも最後はノックオンでサントリーにボールを渡してしノーサイド. たらればだが, 本当に神戸Sは前半終了間際の被トライが悔やまれる. 少なくともボーナスポイントは得ていたし, 接戦なら展開も違っていたかもしれないし. 神戸Sはもう少しゲームコントールをうまくできれば. 90年代の7連覇時代はむしろ試合巧者がすごかったのだが…. おっさんの回顧か. でも面白試合だった. 次節以降も両チームの活躍に期待したい.



2024年2月3日 秩父宮ラグビー場
THE CROSS-BORDER RUGBY 2024
東京サントリーサンゴリアス VS ブルーズ(7-43)


試合は開始からブルーズが攻め続け3連続トライ. サントリーはDFのみでアタックの機会がなく自陣での攻防が続く. しかし20分頃からボールを確保する時間が増え30分にようやくトライを奪う. 後半はブルーズのペースでさらに4トライを奪い完勝. しかしいつもNZのチームを見て思うのだが, 日本とはプレーの質が違うと感じる. 継続力がすごい. 例えば, 日本の選手は選手へ向けて放るので, パスの精度が悪いとキャッチできない. NZの選手はスペースへ放っていて, 受け手もそこに取りにいくで体勢崩してでも取れるし, キャッチが難しいならスルーして, こぼれたボールを次の選手が確保してどんどんつながる. また, BKが展開してライン際で捕まったらポイントを作るのが多いが, NZの選手はすごい狭いスペースでも継続して攻めていく. 1.5軍〜2軍の構成であったがブルーズのプレーを見れてよかった.

今年度, 初開催のクロスボーダーラグビー(CBR). 確か日本の上位チームがSuper Rugbyのプレーオフに参加するような形を目指していたと思う.シーズンの時期が違うため調整が難しかったようだが,リーグワンはシーズン真最中でNZ勢はシーズン直前の2月に開催でエキシビジョン試合となった.よって共に1.5軍〜2軍の構成の試合. 理想的な形でないがまずは第一歩ということで開催できたことに意義があるは理解できるが, NZのスター選手を来日リストに大量に掲載し公表するも,実際はNZの国内規程でほとんどのスター選手が出場はできない. しかも普段よりチケットも高額で販売. まぁ情弱と言われればそれまでだが, スター選手は単に日本観光しただけで, その費用は誰がまかなっているのか?出場できない選手を来日させなければ費用負担も少なくチケット代も抑えられただろうし, 余計な期待もしない. 金を儲けたいのは分かるが, 協会は本当に観客の始点にたって運営をしてもらいたいと思う.



2024年2月3日 秩父宮ラグビー場
第10回全国女子ラグビーフットボール選手権大会 決勝
PEARLS VS 東京山九フェニックス(24-40)


女子ラグビーの観戦は初めてだったがおもしろい試合だった. PEARLSが開始早々に先制し, フェニックス陣で試合を進めていた. しかしフェニックスが18分にトライを奪うとさらに2トライを追加して突き放す. PEARLSも前半終了間際にトライを奪い反撃. しかし, 後半に入ってもフェニックスの勢いは止まらず開始から2連続トライを奪い21点差と大きくリード. その後PEARLSも2トライと追いすがるも終了間際にフェニックスがダメ押しのトライを奪い優勝を決めた. お互いになかなか激しく, 特にフェニックスがDFの際に時々強烈なタックルを見舞っていた. 選手が特定できなったので特定の個人だったか複数の選手だったかは確認できなかったが. CBRが残念な感じの試合だったので, 2試合目に面白い試合が観戦できてよかった. 機会があればまた女子ラグビーも観戦したいと思った.



2024年2月10日 秩父宮ラグビー場
THE CROSS-BORDER RUGBY 2024
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ VS ギャラガー・チーフス(30-35)


前週にパナソニックに敗北したチーフスはラグビー王国NZのチームとして負けられない一戦. クボタが8分にPGで先制するも, チーフスがクボタ陣で試合を進め15分にトライ. クボタもDFを頑張っており, 25分にトライを奪い一時逆転も, その後チーフスに2トライを加えられ逆転&突き放される. 後半は五分の展開でお互いに2トライずつ奪い, 前半のリードを守りきりチーフスが逃げ切った. クボタはカテAの主力選手の怪我やカテCの大物外国人は契約上の関係もあり苦しい台所事情だったともうがそれでも精一杯のメンバーを揃え, 負けはしたが良いフォーマンスを発揮したと思う. チーフスは前節パナソニックに負けたが, 本日はなんとか勝利でき面目躍如か. しかし前週の観戦記「東京SGvsブルーズ」で愚痴ったが, ラグビーも2015年のW杯から人気がでてきで, 濡れ手に泡で儲けようとする姿勢が見え隠れ. ファンの蔑ろにするとあっという間に見放されるような気もする. もう少し観客目線にたって欲しいものだ….



2024年3月2日 秩父宮ラグビー場
NTTジャパンラグビー リーグワン Division 1 交流戦 (第8節)
東京サントリーサンゴリアス VS リコーブラックラムズ東京(62-0)


東京SGの圧勝だった. 開始1分に東京SGはPGを決め, 5分には22m付近からのラインアウトから展開しWTBが外を抜き去り左隅にトライ. さらに15分にもトライを追加. BR東京は敵陣で展開する機会もあるが22mより先にはなかなか入れない. 東京SGは28分, 36分にもトライを追加し29-0と大きくリードして前半を折り返す.後半に入っても東京SGの猛攻はとまらず5トライを奪い, 62-0完勝で勝利した. BR東京はここまで1勝と勝星には恵まれていなかったが接戦も多かっただけにこの大敗は心配. しっかり立て直して欲しい.



2024年3月3日 秩父宮ラグビー場
NTTジャパンラグビー リーグワン Division 1 交流戦 (第8節)
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ VS 三菱重工相模原ダイナボアーズ(28-34)


昨季王者のS東京ベイは今季は不調でプレーオフ進出は厳しい状況. 相模原DBは開幕から2連勝もその後は連敗だったが, 前節に久々の勝利で入替戦回避に向け一つでも勝ち星を伸ばしたい. 相模原DBは3分にSOのブラインドの裏へチョコパンをキャッチし, そのまま走り切りトライで先制. S東京ベイも9分に22m付近のブレイクダウンで相模原DBのこぼれ球をクボタHOが逃さず拾いゲインし繋いでトライ. さらに17分にもSOからにキックパスが通りトライと逆転. しかし, 相模原DBも32分に22m付近からのアタックで徐々にゲインしていきフェーズを重ねて最後は右中間で抜け出しトライ. その後はお互いに1トライずつ奪い17-17の同点で前半を折り返す. S東京ベイは接点で優位に立つし, ブレイクダウンでターンオーバーもよくあったがこの優位を活かせずミスが多い感じ. 後半はS東京ベイが4分に敵陣のラインアウトから裏へのパントをS東京ベイLOがキャッチしそのままトライ. S東京ベイは11分にシンビン. おそらく直前に注意されていたので反則の繰り返し. 確かに, ゴール前にの攻防でS東京ベイはPKの連続だった. 相模原DBは11分にゴール前のPKから速攻で仕掛け, 最後はWTBがトライかと思ったがTMOでノックオン. しかし, 13分にスクラムからターンオーバーでボールを確保し縦に出て押し込んでトライと逆転. S東京ベイも17分, 26分を2連続でPGを決め再逆転. 相模原DBも負けじと29分にゴール前の攻防で縦を突き, 最後は右中間に飛び込みトライさらに32分に左ゴール前ラインアウトから展開して右WTBが抜け出しトライを逆転&リードを広げる. S東京ベイは懸命にボール確保を目指すも確保できず39分のPKを与えてしまう. 相模原DBがPGを狙うも外し, S東京ベイがクボール確保し最後の懸命のアタックもかなわず相模原DBの勝利. 相模原DBはうれしい連勝. この勢いで入替戦を回避したいところ. D1昇格後は着実に力をつけている.S東京ベイは痛い敗戦. 次節以降も諦めず頑張って欲しい.



2024年3月9日 秩父宮ラグビー場
NTTジャパンラグビー リーグワン Division 1 交流戦 (第9節)
東京サントリーサンゴリアス VS 花園近鉄ライナーズ(34-14)


今季すでに2敗でプレーオフ進出には負けられない東京SGとここまで全敗の花園Lの対戦. 近鉄は開始3分のゴール前でSOクーパーの裏へのキックをキャッチしトライかと思われたが, TMOで直前のプレーがオフサイドの判定となりノートライ. 東京SGは8分にゴール前スクラムから展開しCTBが抜け出しトライで先制. 13分にも22m付近のラインアウトモールを押し込んだ後に, 右へ展開しFB松島が抜け出しトライを追加. 近鉄も17分にハーフウェイ付近からのアタックで右サイドを抜け出して, FBマシレワが内返しでパスをうけ初トライ. しかし, 東京SGは20分, 25分もトライを追加しリードを広げる. その後も東京SGが敵陣で攻めるも花園Lなんとか守りきる. 後半は花園Lが6分にSOクーパーが50-22を成功させ敵陣でマイボールラインアウト. その際に, 東京SGのヘッドコンタクトがあったようでTMOの結果東京SG20がイエローに. その後, ラインアウトから展開してフェーズを重ね花園Lは7分に右中間にトライ&ゴールで8点差まで詰め寄る. しかし, 直後のキックオフから東京SGは攻め続け9分に左隅にトライ. その後お互いに得点が入らないが東京SGが36分にゴール前ラインアウトモールからすぐに展開し, 縦を繰り返しトライを奪う. そしてノーサイド. 花園Lは後半にチャンスがあったものの得点できず. 花園Lはまずは1勝を目指したい. しかし, 花園LのSOクーパーはさすが元ワラビーズだけあって, 苦しい展開の中で気を吐いていた.



2024年3月16日 秩父宮ラグビー場
NTTジャパンラグビー リーグワン Division 1 交流戦 (第10節)
リコーブラックラムズ東京 VS 静岡ブルーレヴズ(29-36)


接戦は多いが勝ち星に恵まれずともに2勝のBR東京と3勝の静岡BR. 先制はBR東京. 5分にゴール前ラインアウトモールを押し込みトライ, 難しい角度のゴールも決め幸先のよいスタート. 静岡BRも14分にキックカウンターから攻め左サイドを抜け出しゴールに飛び込む. TMOとなるももトライが認められこちらも難しい角度のゴールも決め同点. 静岡BRは19分にも22m付近のスクラムから展開して右サイドを抜け出しトライ. さらに, 23分にもトライを追加. BR東京も31分にゴール前ラインアウトモールから展開し, WTBがグランドいっぱいに走り切って右隅にトライ. TMOとなるもトライが認められる. さらに終了間際の41分にも22m付近のラインアウトからのアタックし, DGを決め5点差まで追い上げ前半を終了. 後半は3分に静岡BRが自陣から一気に敵陣へ攻め込みゴール真下にトライ. BR東京は11分にPGを外すも, 静岡BRは19分にPGを決めリードを広げる. BR東京も21分にキックオフから攻めキックパスをゴール前でキャッチしトライ. さらに23分にもキックオフのブレイクダウンから0chを抜け出し大きくゲイン. ルーカスがキックパスで左サイドへ通り, 数人繋いでトライで難しい角度のゴールも決め2点差まで追い上げる. しかし, 32分に静岡BRがハーフウェイ付近のスクラムから右展開で大きくゲインして, 左に繋いで左隅にトライで突き放す. 38分にも静岡BRはゴール前ラインアウトから攻め込みブレイクダウンから持ち出しゴールに飛び込むもオフサイドでトライとならず. 最後にBR東京も懸命に攻めるも, 静岡BRボールのスクラムでホーンがなりタッチに出されてノーサイド. 静岡BRは接戦を制し4勝目をあげた. BR東京は接戦を落とし苦しい状況が続くが入替戦回避に向けて気持ちを切り替えたい.



2024年3月31日 小田原市城山陸上競技場
NTTジャパンラグビー リーグワン Division 3 (第11節)
清水建設江東ブルーシャークス VS マツダスカイアクティブズ広島(71-17)


来季から3チームが新規加盟となる影響で, D3からD2へは2チームが自動昇格で3位がD2と入替戦. 日野RDが前節でD3の2位以上が確定したため残り2枠の争い. 現時点で2位の江東BSと3位のSA広島で勝点10差をつけており, SA広島は逆転2位は難しい状況だが4位のWG昭島との勝点は2差のためもう負けられない. 両チームの対戦は今季1勝1敗で3戦目となる. 余談が長くなったがいざ試合. 江東BSは2分にラインアタックから左サイドを抜け出し捕まるも, DFを引きずりながら手を伸ばし左隅にトライ. 12分にも江東BSはハーフウェイ付近でSA広島のノックオンした球を確保し, 一気にゴール前まで行くもく最後のパスがノックオン. しかし, 13分にSA広島ボールのスクラムを押し込みターンオーバーし展開しDFを引きずりトライ. SA広島も18分に22m付近のスクラムから展開. ゴール前のポイントからさらに展開しWTBがトライ. ここからは江東BSの猛攻. 22分にゴール前PKから速攻も捕まるが, 縦で抜け出しトライ. さらに29分, 32分, 34分とトライを重ねる. しかし, 36分に江東BSのNo8が危険なプレーでシンビン. SA広島は一人多いアドバンテージを活かしたいが, 自陣ゴール前マイボールスクラムも押し込まれPKを奪われる. そして江東BSが41分にゴール前ラインアウトモールから展開しゴール真下にトライを奪う. 前半の前半はSA広島も攻め込む場面もあったが取りきれない. また終始スクラムが劣勢. 江東BSは前半の後半は自陣からも積極的に回して, 大きくゲインする場面が多々. 40-5と前半でほぼ勝負を決めた. 後半も30秒に江東BSがキックオフで自陣からライン裏へのショートキックを走り込んだBKがキャッチし, そのまま80mほどを走り切ってトライ. SA広島も5分に自陣10m付近から抜け出し大きくゲイン, ゴール前で捕まるも, 展開してSOが抜け出しトライ. ここから反撃に出たいが江東BSに9分, 11分, 15分と3連続トライを許してしまう. SA広島も18分にゴール前ラインアウトモールからSHが持ち出しようやく3つ目のトライ. さらに20分頃SからA広島はここまで劣勢だったスクラムで連続でPKを奪うも得点に結びつけられず…. 江東BSは37分にゴール前ラインアウトモールからすぐに持ち出し左隅にトライをダメ押しを決めてノーサイド. 江東BSはD2の自動昇格の2位をほぼ射程圏内に収めた. 一方, SA広島は3位争いが最終節の4位WG昭島との直接対決までもつれ込みそうである.