2012年度 観戦記

月日 曜日 キックオフ   対戦カード グラウンド
5月19日 14:00 HSBCアジア五カ国対抗2012 日本代表 67- 0 香港代表 秩父宮ラグビー場
9月21日 19:30 ジャパンラグビートップリーグ NTTコミュニケーションズ
シャイニングアークス
14- 9 リコーブラックラムズ 秩父宮ラグビー場
12月8日 14:00 第49回 全国大学選手権大会
セカンドステージ
東海大学 34- 5 近畿大学 秩父宮ラグビー場



2012年5月19日 秩父宮ラグビー場
HSBCアジア五カ国対抗2012
日本代表 VS 香港代表(67- 0)


67-0の完封の大勝で勝利し五カ国対抗の優勝を飾った.香港とは実力差があったので結果はこんなものかと思う.気になった点は近場での縦で力技で前出るプレーが多かったこと.今回唯一の外国人のマイケルリーチを効果的に使っていたが,世界で戦うのにその戦法が通用するのか?またDFラインは待って止める戦法のようだったがこれも身体能力が上回る相手に通用するのか?あとはGKがもう少し入ればといったところか.今後はパシフィックネーションズカップがある.全試合日本で行えるメリットと,この勢いで良い結果を期待したい.



2012年9月21日 秩父宮ラグビー場
ジャパンラグビートップリーグ
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス VS リコーブラックラムズ(14-9)


前半の当初はNTTコムが攻めたが,以降はリコーが攻めNTTコムが守る展開.しかし共に敵陣22mラインをなかなか超えることができない.結局リコーがPGを2本,NTTコムが1本を決め前半を折り返す.後半に開始早々,NTTコムがトライを先制し逆転.それ以降もPGで得点を重ねじわじわと引き離す.リコーはNTTコムのDFがよく思うように攻撃できず,終了間際にPGを1本返すのがやっとだった.リコーは開幕から4連敗で苦しい展開だが力がないわけではないので何か良いきっかけがほしいところ.NTTコムは昇格から着実の順位を上げているので今後が活躍に期待.



2012年12月8日 秩父宮ラグビー場
第49回 全国大学選手権大会 セカンドステージ
東海大学 VS 近畿大学(34-5)


前半の初めは膠着状態が続いたが,東海大が個々のコンタクト,ラインのスピード,球出しの早さ,ポイントへの集散の多くの局面で上回っており前半14分のトライを皮切りに前半は4トライ1ゴールの22-0で折り返す.近畿大はとにかくセットが安定しない.マイボールのスクラム,ラインアウトがキープできないのはかなり厳しい.しかし,近大は後半に入りプレイを修正し個々のコンタクトや球出しの早さ等が良くなった.後半5分には東海大WTBのシンビンで一人多いアドバンテージも活かし先制トライ.このまま波に乗りたいところだが反撃もここまで.その後,東海大は2本のトライを奪い最終的に34-5の圧勝であった.今回から大会方式が変わり3週連続試合とタイトな日程が続く.近畿大はまずはセットの安定と前半からどれだけ実力が出せるかだろう.後半だけなら互角に渡り合っていただけに前半の失点をもう少しおさせらればといったところか.東海大は前半優位に進めていたのに後半に立て続けに危険なタックル等自ら自滅してしまったとところが修正点か.ともに今回の試合を次戦に活かして欲しい.